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「不死鳥の騎士団」創立メンバーの一人です。第一次魔法戦争と第二次魔法戦争の両方でヴォルデモート卿や死喰い人と戦いました。
1995年8月、先発護衛隊の一人としてハリー・ポッターをグリモールド・プレイス12番地に安全に送り届ける任務を遂行しました。1997年7月にはヴォルデモートと死喰い人から命を狙われたダーズリー一家を安全な場所へ避難させました。
基本データ
- 名前
- ディーダラス・ディグル (Dedalus Diggle)
- 種・家系
- 人間・魔法族
- 性別
- 男性
- 所属
- 不死鳥の騎士団
できごと
第一次魔法戦争(1970年代~1981年10月31日)
ディーダラス・ディグルはアルバス・ダンブルドアが創立した秘密結社、不死鳥の騎士団に参加し、ヴォルデモート卿や死喰い人と戦いました。ディーダラスは1981年ころ撮影された不死鳥の騎士団創立メンバーの記念写真にも写っています。
1981年10月31日、ヴォルデモート卿が姿を消すと、ディーダラスはこのお祝いにケント州で流れ星を降らせました。[1]
ヴォルデモートの復活まで
ハリー・ポッターは子供のころ、伯母のペチュニアといとこのダドリーと買い物に出かけた際、一度ディーダラスに出会っています。ディーダラスはハリーにお辞儀をすると、ハリーは知っている人なのかどうかと激しくペチュニア伯母さんに問い詰められました。
1991年7月31日、ハリーがハグリッドに連れられて初めてダイアゴン横丁を訪れた際、漏れ鍋でハリーはディーダラスに再会しました。ディーダラスはハリーが自分のことを覚えていてくれたことに興奮し、シルクハットを取り落としてしまいました。
第二次魔法戦争(1995年6月~1998年5月2日)
アルバス・ダンブルドアはヴォルデモートの復活を知ると、すぐにかつての不死鳥の騎士団のメンバーを招集しました。ディーダラス・ディグルも再結成された不死鳥の騎士団に参加し、再びヴォルデモートと死喰い人たちに対する抵抗運動に参加しました。
先発護衛隊
1995年8月、ディーダラス・ディグルは先発護衛隊の一員となり、ハリー・ポッターをプリベット通り4番地からグリモールド・プレイス12番地に送り届ける任務を担いました。このとき、先発護衛隊にはリーマス・ルーピン、アラスター・ムーディ、ニンファドーラ・トンクス、キングズリー・シャックルボルト、スタージス・ポドモア、ヘスチア・ジョーンズ、エルファイアス・ドージ、エメリーン・バンスがいました。
ダーズリー一家の避難
1997年7月、ディーダラス・ディグルは同じ不死鳥の騎士団のメンバー、ヘスチア・ジョーンズとともにプリベット通りからダーズリー一家を避難させる任務を担いました。ディーダラスは「ハリー・ポッターのご親戚の方々!」と挨拶してダーズリー一家を苛立たせ、さらにはバーノン・ダーズリーに車の運転ができるかどうか確かめ、褒め言葉のつもりではあったがさらにバーノンを苛立たせ、信頼を失っていました。
8月、魔法大臣ルーファス・スクリムジョールが殺害されて魔法省が陥落すると、ディーダラスの家は死喰い人たちによって焼き払われました。しかし、ディーダラスはダーズリー一家の護衛で家にいなかったため無事でした。
外見・性格
ディグルは小柄で、興奮しやすい性格の男性です。ハリーが会った時には、よく紫色のシルクハットを被っていました。
ミネルバ・マクゴナガルは、ディーダラスがヴォルデモートが姿を消したお祝いに流れ星を降らせたことを耳にすると、ディーダラス・ディグルのことを「いつだって軽はずみ」と言いました。
登場
- ↑ 『ハリー・ポッターと賢者の石』第1章