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バーノン・ダーズリー

提供:いかれたポタペディア
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ハリー・ポッターのおじで、マグルです。ハリーと血の繋がりはありません。魔法を非常に恐れています。穴あけドリルを作っているグラニングズ社の社長です。

データまとめ

名前
バーノン・ダーズリー (Vernon Dursley)
種・家系
人間・マグル
性別
男性
住所
サレー州 リトル・ウィンジング プリベット通り4番地
出身校
私立スメルティングズ校
職場
グラニングズ社(1981年時点では社長)

できごと

子ども時代

バーノン・ダーズリーが生まれた正確な年、場所はわかっていません。姉にマージ・ダーズリーがいます。私立スメルティングズ校を卒業しました。

結婚

将来の妻となるペチュニア・エバンズとは職場で出会いました。 事務職のペチュニアと出会ったころ、バーノンはすでにずんぐりした体型で首がほとんどなく、頑固でお金がすべてという中間管理職でした。こうした部分はすべてペチュニアには男らしさの見本のように映っていたといいます。

やがてバーノンはそんなペチュニアの好意に応え、デートを重ねるようになりました。定番の車に乗り、自分のことや世の中についてのありきたりな考えを語り、とにかく「普通」のことが好きで、バーノンはペチュニアにとってうれしくなるほど「まとも」な人物でした。 バーノンは自分の母親の部屋でペチュニアにプロポーズします。片ひざをついたお決まりのスタイルのプロポーズをペチュニアは一も二もなく受け入れました。

ところがこのとき、バーノンはまだペチュニアの妹、リリーが魔女であることを知りませんでした。 バーノンがリリーについて知ったのは、ペチュニアとのデート中でした。暗い車の中で、映画の後軽食を買ったファーストフード店を窓の外に眺めながら、ペチュニアは妹についてバーノンに打ち明けます。バーノンはペチュニアの予想通りショックを受けましたが、「変人の姉妹がいるからといって、決して君のことを悪く思ったりしない」ときっぱり言ったのでした。ペチュニアがうれしさのあまりバーノンに抱きついたので、バーノンはソーセージのフライを落としてしまいました。

婚約したバーノンとペチュニアは、リリーとその恋人、ジェームズ・ポッターと会い、夕食をともにしました。バーノンはジェームズをバカにしようと、「どんな車に乗っているのか」「魔法使いは失業手当で生活しているんだろうな」などと言いました。ジェームズはバーノンを「おもしろい男」と感じ、レース用の箒の説明や両親がグリンゴッツに積み立てた純金のことを語りました。バーノンは結局自分がバカにされているのかわからず腹を立て、ペチュニアとふたりでレストランを飛び出してしまいました。これ以来、リリーとジェームズとの関係は最悪のものとなってしまいます。 バーノンとペチュニアの結婚式にはリリーもジェームズも出席しました。しかしバーノンはジェームズと話そうとせず、ジェームズに聞こえるところでジェームズのことを「素人奇術師のようなもの」と人に紹介したのでした。結局、バーノンとペチュニアはリリーとジェームズの結婚式には出席せず、その後二人に直接会うことはありませんでした。

息子ダドリーの誕生

1980年夏(おそらく6月)、息子のダドリーが生まれました。以来バーノンとペチュニアはダドリーを溺愛し甘やかして育てます。

まもなく義理の妹夫婦、リリーとジェームズにも息子ハリーが生まれ、その知らせがバーノンとペチュニアのもとにも届きました。ペチュニアはこれを軽蔑するような目でチラリと見ただけで捨ててしまい、結局この手紙はリリーとジェームズからの最後の便りになったのでした。

リリーとジェームズの死

1981年11月1日、バーノンはたくさんの「まともでない」ものを目撃します。 家を出て間もなく、プリベット通りの地図を読むトラ猫(変身したミネルバ・マクゴナガル)を見かけ、街中では魔法族の格好をしたままの魔法使い・魔女たちを目にしました。お昼にパン屋で買い物をした帰り道には、「マント集団」が「ポッター」、「ハリー」という言葉を口にしているのを耳にします。

「旦那、すみませんなんてとんでもない。今日は何があったって気にしませんよ。万歳!『例のあの人』がとうとういなくなったんですよ! あなたのようなマグルも、こんな幸せなめでたい日はお祝いすべきです!」[1]

職場からの帰り際には、外に出たとたんにスミレ色のマントを着た老人と正面衝突しました。バーノンは老人に謝りましたが、老人は「すみませんなんてとんでもない」と言い、バーノンのおへそのあたりを抱きしめて去って行きました。 妻には何も言うまいと決心して帰宅したバーノンでしたが、昼間にふくろうが飛んでいたこと、イギリス中で流れ星が降っていたことをニュースで知り、ペチュニアにリリーやジェームズから便りがなかったかを尋ねます。ペチュニアはとげとげしい返事をするばかりでした。寝室の窓からは朝と同じトラ猫がいるのを目にし、バーノンはなかなか寝つけませんでした。

翌朝、バーノンとペチュニアは玄関前で毛布にくるまれたハリーを見つけました。添えられていたダンブルドアからの手紙にはリリーとジェームズがどのように殺されたかが、そしてハリーを引き取るようにと書かれていました。 バーノンとペチュニアはハリーをしぶしぶ引き取り育てることにしますが、自分たちの息子ダドリーは甘やかす一方、ハリーにはつらく当たりました。

バーノンとペチュニアはハリーには両親は交通事故で死んだものと嘘をつきました。二人にとってヴォルデモート卿のような闇の魔法使いは想像を絶するほど恐ろしく、交通事故で死んだと繰り返すことで、それが真実だと思い込もうとしていたのでした。また、二人はどうにかしてハリーの魔力を消し去ることができると思い込んでいました。

登場

  • 『ハリー・ポッターと賢者の石』
  • 『ハリー・ポッターと秘密の部屋』
  • 『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』
  • 『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』
  • 『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』
  • 『ハリー・ポッターと謎のプリンス』
  • 『ハリー・ポッターと死の秘宝』
  • ポッターモア(現:Wizarding World)
    • J.K.ローリングからの新着コンテンツ「バーノンとペチュニア・ダーズリー」(現在は英語版のみ公開)
  • J.K. ローリング公式サイト(リニューアル前)

参照

  1. 『ハリー・ポッターと賢者の石』第1章