その他の操作
リビング・シュラウド(生ける経帷子)とも呼ばれる希少な魔法動物です。熱帯地方に生息し、獲物を窒息させたのち消化します。自らの痕跡も獲物の痕跡も残さないため、正確な犠牲者数は把握できていません。
データまとめ
- 名称
- レシフォールド (Lethifold)
- 別名
- リビング・シュラウド(生ける経帷子)(Living Shroud)
- 生息地
- 熱帯地方
- M.O.M.分類
- XXXXX
外見・習性
レシフォールドは熱帯地方でしか見つかっておらず、希少生物です。
黒いマントのような姿で、厚さは2センチほど。獲物を消化したばかりだとこれよりもう少し厚くなります。
夜中に地上を這って移動し、眠っている者を襲います。襲った者のベッドの上で獲物を消化し、わずかに厚く、太くなります。襲撃後は自らの痕跡も犠牲者の痕跡も残しません。
防衛手段
防衛手段としては「守護霊の呪文」しか知られておらず、かつ眠っている者を襲うため反撃の機会は少ないです。
襲撃の例
フラビウス・ベルビー
レシフォールドに関する最も古い記述は、1782年のフラビウス・ベルビーによるものが知られています。
ベルビーはパプア・ニューギニアで休暇中にレシフォールドに襲われ、幸い一命を取り留めました。「麻痺呪文」や「妨害の呪い」を試しましたがレシフォールドには効きませんでした。そこで地元のゴブストーン・チームの会長に選ばれた日の思い出で「守護霊の呪文」を成功させ、レシフォールドを追い払いました。
セレスティナ・ワーベックの母親
セレスティナ・ワーベックの両親はレシフォールドの襲撃がきっかけで知り合いました。マグルで売れない女優だったセレスティナの母親は、舞台の幕に化けたレシフォールドに襲われた際、マグル連絡室の一般職だった将来の夫に出会いました。
ヤヌス・シッキー
レシフォールドの犠牲者数を把握することは容易ではなく、むしろ何らかの如何わしい理由でレシフォールドの攻撃に遭ったように見せようとした人物の方がよく知られています。
1973年、魔法使いヤヌス・シッキーはベッド脇のテーブルに「ああ、レシフォールドにやられた。息がつまる」と走り書きを残して姿を消しました。その後妻子はヤヌスが死んだと思って喪に服していましたが、家から8キロ離れたところでヤヌスがドラゴン・グリーンの女主人と暮らしていることがわかり、喪はあっさりと明けてしまいました。
登場
- 『幻の動物とその生息地』
- ポッターモア(現:Wizarding World)
- J. K. ローリングからの新着コンテンツ「セレスティナ・ワーベック」(現在は英語版のみ公開)